今回はロードバイク用チェーン (11速シマノ用) の選び方について、説明します。
トリップサイクルではロードバイクにシマノの部品が使われているのは、シマノ純正のチェーンをおすすめしています。チェーンはシマノ以外にも様々なブランドはあり、軽量モデルやカラー物などいろんな種類がありますが、やはりシマノが推奨する純正品が一番ハイパフォーマンスを引き出します。
シマノロードバイク11速用チェーンは3種類あります。
・CN-HG901-11(DURA-ACEクラス)
・CN-HG701-11(ULTEGRAクラス)
・CN-HG601-11(105クラス)
気になる重量を比べてみると…(袋入りの重量です)
105グレードチェーンは実測262g。チェーンの重さとしては普通の重量です。アウターリンクには超低摩擦表面処理(SIL-TEC)がされていないので(インナーリンクのみSIL-TEC加工あり)、アルテグラ、デュラエースに比べると、走行中の音鳴りが少しですが気になる程度。泥や水など汚れが付きやすいので、しっかりメンテナンスしないとサビも出てくることがあります。変速性能は全く問題ないので、コストを抑えるなら105グレードですね。
アルテグラグレードのチェーンは実測263g!?105グレードより1g重いですね(笑)カタログ値では同じなので誤差の範囲ですね。105と違うのはアウターリンクにもSIL-TEC加工が施されているので、走行中の音鳴りが静かです。摩耗性も高くなり、泥はけも良くなるのできれいな状態が保ちやすく、105グレードより少し寿命が長く使用できます。
一番高価なDURA-ACEは実測253g。ピンに肉抜きがしてあるので、少し軽めですね。アルテグラと同じくアウターリンクとインナーリンクにSIL-TEC加工を施しており、走行中のノイズが少なく静か。もちろん摩耗性能もかなり高いです。アルテグラと違うのは重量だけでなく、踏んだ時のパワーロスが少なく、ダイレクトな力の伝わり方します。
実はトリップサイクルでダントツ売れているのが、デュラエースクラスのチェーンなんです。デュラエースと言えば値段が一気に跳ね上がるイメージですが、チェーンはアルテグラとなんと¥465差しかないんです!
コンポーネント(部品)はシマノ105やアルテグラでも11速であればデュラエースチェーンも使えるので、チェーンだけでもぜひ使用してみてください。おすすめのグレードアップですよ。
チェーン交換時の注意点についてはこちらのブログをチェック↓