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4.172020
トレックディスクブレーキロードバイク(12mmスルー)、固定式トレーナーのセッティング方法
ここ最近、外出を控えて急激に増えてきた自転車の室内トレーナー。自転車とトレーナーがあれば自宅で簡単にフィットネス感覚で楽しめる便利なアイテム。昔は(25年前くらい)3本ローラーしかなく?バリバリ汗かきながらただ何時間も漕いでトレーニングしていた記憶がありますが(笑)、今は「ZWIFT」などネットに繋げてバーチャルにサイクリングやレースが出来る時代に!しかもトレーナーの種類によっては斜度なども連動して自動に負荷が変わったりして、飽きることなく楽しくサイクリングやトレーニングができます。ここ最近は冬はもちろんですが、夏でも外は暑すぎるため1年中トレーナーが活躍します。
ここで最近多い質問が「ディスクブレーキのロードバイクでリア固定式のトレーナーを使用したい」。
今回はトレックのディスクブレーキロードバイク(12×142mmスルー)をリア固定式トレーナーで使用するときの方法をあげていきます。
一般的なクイックレリーズタイプ
クイックレリーズタイプは左右に出っ張りがあるため、そのままトレーナーに固定することができます。クイックレリーズのタイプによってはトレーナーのメーカー推奨品が必要になります。上の写真はミノウラの専用クイックレリーズです。
一般的なリア固定トレーナーはこのまま使用できます。
ディスクブレーキロードバイク(12mmスルーアクスル)
ディスクブレーキロードバイクのほとんどはリア142mm×12mmスルーと言う規格になっている為、そのままだとトレーナーに固定できません。こんな時には、ミノウラの「12mmリアスルーアクスルアダプター」と「固定トレーナー専用クイックレリーズ」があればトレーナーにセットして使用できます。
ここで注意するのは「12mmリアスルーアクスルアダプター」ですが、ネジのピッチが3種類、左側端面形状によって2つの種類あるので気をつけてください。ネジのピッチは車体メーカーによって異なるので、よく確認してから購入しましょう。TREKはほとんど1.75mmピッチになります。
トレーナー用12mmスルー交換方法
まず、純正のスルーアクスルを抜きます。ミノウラのアダプターはM12×142mmやM12×148mmに対応しますが、フレームによっては使用できない場合もございます。
右側(ねじ切っている方)にアダプターをねじ込みます。ネジピッチがあっていれば、手でスルスルと入っていきます。
最後までしっかりねじ込みます。
左側にもスポッとアダプター(ねじなし)を入れます。
トレーナー専用クイックレリーズを入れて完成!
上から見ると、通常のクイックレリーズタイプに大変身!
通常のクイックレリーズタイプ(エンド幅130mm)より、ディスクロード(エンド幅142mm)の方が外幅は広がるので、トレーナーの種類によっては対応していない物もあるので要注意です。まずトレーナーが142mmのディスクロードに対応するかも確認しておきましょう。