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右手がフロントブレーキ?それとも左手でフロントブレーキ?

自転車のブレーキ、右手がフロントブレーキが常識!?

日本だと右手がフロントブレーキが自然と常識的になっていると思うんですが、実はシマノ部品の設計は左手でフロントブレーキを操作するのが前提で作られているんですよ。それによって、各バイクメーカーもフレームのアウター受けが、右手リアブレーキだときれいなワイヤーの取り回しが出来るようになっているんです。

日本人は小柄な方も多く、ロードバイクだとサイズが小さかったり、ハンドルを下げるとブレーキキャリバー(ブレーキ本体)と近くなってしまうので、ワイヤーがどうしても窮屈になってしまいます。下の写真は右手でフロントブレーキを操作しますが、ワイヤーのカーブがどうしてもきつくなってしまいます。この状態だとブレーキ性能は全く問題ないですが、もっとハンドルを下げた場合はワイヤーに抵抗が出てブレーキの引きが重くなったりすることもあります。このバイクも右手リアブレーキ、左手フロントブレーキだとかなりスムーズなワイヤリングが出来ますね。

 

しかし、日本人は右手フロントブレーキで子供のころから慣れているのでいきなり入れ変えるのは危険なので絶対やめましょう。

 

私(篠原)も数回ですが、海外で自転車を借りて乗ったことがありますが、アメリカ、ヨーロッパ、ニュージーランドでは日本と逆で右手がリアブレーキでした。ラスベガスのバイクショー(新車発表会)で、マウンテンバイクを砂漠の山で試乗した時は、気持ちいいダウンヒルを楽しんでいた矢先、ブレーキがいつもと逆で勝手が違うのでフロントをロックしてしまい、サボテンの木に突っ込んで痛い目をあったことがあります(笑)

あまり詳しいことはわかりませんが、右手がフロントブレーキなのは日本だけ!? トリップサイクルのお客様はアメリカ人のお客様が多く(3分の1)、新車購入の際はブレーキがどっちなのかを聞いています。以外にも50%50%なんです。海外のプロロードレーサーは右手がリアブレーキが多いですが、ワールドカップなどマウンテンバイクのレースを見ると意外と右手フロントブレーキが多いんですよね。おそらく、マウンテンバイクの方がシビアなブレーキングをするので、コントロールしやすい右手がフロントブレーキが多いと思われます。今度動画やDVDを見た時はブレーキもチェックしてみてください。

 

 

日本に入ってくるトレックのバイクは全て日本仕様になっている為、右手がフロントブレーキになっています。ロードバイクなどは一度バーテープを剥がして、一からワイヤーの長さや取り回しを確認して、再びバーテープを巻き直します。このチェックポイントもディスクブレーキですがブレーキワイヤーの入れ替え作業を行いました。

 

 

 

下の写真は右手リアブレーキ、左手フロントブレーキ仕様。ワイヤーの取り回しはかなりきれいでスッキリ。

 

 

 

ちなみにフレームサイズはトリップサイクルの売れ筋サイズ(笑)58cm。

完成!人気のグラベルロード、「チェックポイントAL3」。

 

なんで右手でリアブレーキが世界では主流なのか?はっきりしたことはわかってないようですが、道路事情と海外のロードレースで、大半が右利きが多いので右手は補給食を食べたり、昔はダブルレバーでリア変速は右手で操作していたので、ブレーキの効きが良いフロントブレーキを左手に持ってくるようになったとも言われています。

なんで日本だけ右手がフロントブレーキなのかは正直わからないですが、ママチャリに関して言えばJIS規格で右手がフロントブレーキと決まっているので、昔からこの流れでスポーツサイクルでも右手フロントブレーキになったんではないでしょうか。

結果どっちがいいのか? 一番は慣れている方で使ってください。今の時代ブレーキはディスクブレーキ主流になってきているので、右効き、左効き関係なく軽い力で強力な制動力を得られます。個人的な考えですが右利きだと微妙なブレーキ調整がしやすいので、右手でフロントブレーキがいいと思っています。まぁ、今さら変えてもまた痛い目に合うので絶対変えませんが…

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